コラム

アレルギーと風邪、どう見分ける?困ったときは山口市の近藤こどもクリニックへ!

お子さんのくしゃみや鼻水、咳が続くとき、「風邪かな?」「それともアレルギー?」と迷うことはありませんか?
アレルギーと風邪は症状が似ているため、保護者の方にとって見分けるのは難しい場合があるかもしれません。

今回は、アレルギーと風邪の違いをわかりやすく解説し、受診の目安をお伝えします。

 

アレルギーと風邪の基本的な違い

アレルギーと風邪は、どちらも鼻水や咳を引き起こしますが、原因や症状の特徴には明確な違いがあります。

アレルギーの特徴

アレルギーは、特定の物質(アレルゲン)に対する免疫の過剰反応によって起こります。
花粉、ダニ、ペットの毛、食物などが原因となり、季節や環境によって症状が現れます。
主な特徴は以下の通りです。

●症状が繰り返し現れる(例:特定の季節や環境で悪化)。

●発熱は通常見られない。

●鼻水は透明でサラサラしていることが多い。

●目のかゆみや充血が伴う場合がある。

風邪の特徴

風邪はウイルス感染によるもので、一般的には数日から1週間程度で自然に治癒します。
以下のような特徴があります。

●発熱や全身の倦怠感が伴うことが多い。

●鼻水は最初透明でも、徐々に粘り気のある黄色や緑色に変化する。

●喉の痛みや軽い咳がよく見られる。

●症状は短期間で変化し、回復に向かう。

 

どうやって見分ける?

アレルギーと風邪の症状は重なる部分が多いため、細かな違いに注目することが重要です。

鼻水とくしゃみ

アレルギーでは、くしゃみが連発し、鼻水は透明でサラサラしていることが特徴です。
特に花粉症の場合、朝や屋外で症状が強くなる傾向があります。
一方、風邪の鼻水は進行とともに粘度が増し、色が変化します。
くしゃみは風邪でも起こりますが、アレルギーほど連続的ではありません。

咳と喉の症状

風邪では、喉の痛みやイガイガ感を伴う咳が一般的です。咳は夜間や安静時に強くなることがあります。
アレルギーの咳は、鼻水が喉に流れ込む(後鼻漏)ことによるものが多く、喉の痛みはあまり目立ちません。

目の症状

アレルギー、特に花粉症では、目のかゆみや充血、涙目がよく見られます。
風邪では目の症状はまれで、あっても軽度なことがほとんどです。
目の症状が強い場合は、アレルギーの可能性を疑いましょう。

発熱と全身症状

風邪では発熱や体のダルさ、筋肉痛などがよく見られます。
一方、アレルギーでは発熱はほとんどなく、全身症状も軽いのが特徴。
ただし、アレルギー性鼻炎が悪化すると、頭痛や疲労感を感じることがあります。

 

受診のタイミングと目安

症状が軽い場合でも、適切なタイミングで受診することで、お子さんのつらい症状を早く和らげることができます。
以下に、受診の目安をまとめました。

アレルギーが疑われる場合

以下のような場合は、アレルギーの可能性を考慮し、早めに小児科やアレルギー専門医を受診しましょう。

●症状が特定の季節や環境(例:花粉の時期、ペットのいる場所)で繰り返す。

●目のかゆみや充血が強い。

●鼻水や咳が2週間以上続く。

●家族にアレルギー体質(花粉症、喘息、アトピーなど)がある。

近藤こどもクリニックでは、アレルギー検査を行い、原因を特定することができます。
アレルギーが疑われる場合は、早めの検査で適切な対策を立てましょう。

風邪が疑われる場合

風邪の場合、以下のような症状が見られたら受診をおすすめします。

●高熱(38℃以上)が2~3日続く。

●咳や鼻水がひどく、睡眠や食事が十分に取れない。

●耳の痛みや呼吸のしづらさが現れる。

●症状が1週間以上改善しない。

風邪はウイルス感染が主な原因のため、症状を和らげる対症療法が中心です。
当クリニックでは、お子さんの状態に応じた丁寧な診察を行います。

緊急性の高い症状

アレルギーでも風邪でも、以下のような症状が見られた場合は、すぐに医療機関を受診してください。

●呼吸がゼーゼーする、または息苦しさが強い(喘息やアナフィラキシーの可能性)。

●高熱が続き、ぐったりしている。

●顔や唇の腫れ、発疹が急速に広がる。

 

家庭でできる対策

受診前や軽い症状の場合、家庭でのケアも大切です。
アレルギーと風邪、それぞれの対策を紹介します。

アレルギー対策

●環境整備:部屋の換気や掃除をこまめに行い、ダニやホコリを減らす。花粉症の場合は、マスクやメガネを使用。

●生活習慣:規則正しい生活とバランスの良い食事で免疫を整える。

●記録を取る:症状が現れるタイミングや環境を記録し、受診時に医師に伝える。

風邪対策

●休息と水分補給:十分な睡眠と水分で体を休める。

●加湿:部屋を適度な湿度(50~60%)に保ち、喉や鼻の乾燥を防ぐ。

●栄養:ビタミンCが豊富な果物や温かいスープを取り入れる。

 

自己判断せず、まずは専門医に相談を!

アレルギーと風邪は症状が似ていますが、発熱の有無、目の症状、症状の持続期間などに注目することで見分ける手がかりが得られます。
お子さんの症状が長引く場合や、気になる点がある場合は、早めに受診しましょう。

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近藤こどもクリニック

山口市の近藤こどもクリニックは、地域に根ざした小児科クリニックとして、子どもたちと親御さんをサポートしています。40年以上の実績があり、さまざまな小児疾患に対応。
どんな小さなことでも、気軽に相談できる場所を目指しています。

電車でお越しの方は「湯田温泉駅」からのアクセスが便利。
初めての受診でも、スタッフが温かく迎え、わかりやすく説明しますので、安心してお越しください。

住所:〒753-0826 山口県山口市幸町3-49-2
TEL:083-922-0510
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